脳の階層構造的発生成長成熟

脳と心(情報)の並行する発達順序

第二章:脳の発達(個体発生)、二段階の成熟 5)髄鞘化(ミエリン化) 脳部位や機能別髄鞘化の進行 大脳新皮質運動野(随意運動)

大脳新皮質運動野(随意運動)
5-9-1)随意運動に関する神経系(大脳新皮質運動野:前頭葉後部)の髄鞘形成は、出生時にはすでに始まっており、ピーク状態は1歳半頃までで、完成するのは約2歳である。
随意運動の指示を出すのは、大脳新皮質前頭葉運動野であり、そこから延髄を通り、脊髄を通過して、目的の部位へ届ける。しかし、更にその大元の運動野に向けて行動意図(例えばボールを蹴るぞ)を発するのは、前頭前野である。
前頭前野(意図、計画)⇒運動野(運動指示)⇒大脳基底核(随意を反射行動へ)⇒脳幹、脊髄(筋肉に指令)⇒筋肉。
筋肉から髄鞘化が下から上へと進行する。これが、個体発生的にも系統発生的にも妥当する。

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