脳の階層構造的発生成長成熟

脳と心(情報)の並行する発達順序

第一章:階層構造、脳の階層性(系統発生) 3-4)大脳新皮質 3-4-2)頭頂葉

大脳新皮質の主要脳部位

3-4-2)頭頂葉
大脳新皮質は、左脳と右脳とに分かれている。その内で、右側(右半球、右脳)頭頂葉が、自分自身を中心にして、「自分の周り」の空間や物体の位置、形などの外部情報の処理をする。
それに対して、左側(左半球、左脳)頭頂葉が、「自分自身」をモニター処理する。この両方の機能が合わさることによって、鏡に映る自分の姿を見て、自分だと認識(自己像と外側の人物が同一だと)できる。それが可能になるのは、だいたい2歳頃からである。この頃から自我に目覚め始める。つまり、周囲を意識し、かつ自分をも分離(客観視)して意識できるようになる。
頭頂葉は、天井(ドーム)に視覚的なイメージや体性感覚的イメージなど各種感覚的イメージを描き出す。

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  • メディア: おもちゃ&ホビー